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この記事では、Max for Liveに関するユーザーからの質問をいくつか取り上げます。ただし、Max for LiveはAbleton製品であるため、詳細についてはAbletonのウェブサイトをご参照ください。
MaxとMax for Liveは2つの異なる製品です。Max for Liveは、MaxアプリケーションをLiveデバイス構築用のエディタとして使用する機能を追加します。Liveデバイスで作業するには、まずLive内から既存のデバイスまたはテンプレートを編集します。
スタンドアロンのMaxアプリケーションとAbleton Liveをすでにお持ちの場合は、別記事「MaxとAbleton Liveをインストールしていますが、Max for Liveは必要ですか?」をご覧ください。
Max for Liveはどのように購入すればよいですか?
Max for LiveはAbleton Live Suiteに自動的にバンドルされるため、Ableton Live Suiteを所有している場合はMax for Liveも所有していることになります。
Max for LiveはLive Standardのアドオンとして購入することもできます。Live LiteとLive IntroではMax for Liveアドオンを利用できません。Max for LiveはAbleton製品であるため、Live StandardのアドオンはAbletonのウェブストアでのみ販売されています。
Max for Liveを所有している場合、Maxも所有していることになりますか?
いいえ。LiveにバンドルされているMaxのバージョンは、スタンドアロンのMaxアプリケーションとは異なる製品です。Max for Liveには、マルチチャンネル・デバイスの作成、Genパッチの保存、統合OSCサポートなど、スタンドアロンのMaxアプリケーションにはない幾つかの制限があります。詳細についてはこちらをクリックしてください。
MaxとMax for Liveの違いは何ですか?
MaxとMax for Liveは2つの異なる製品です。LiveにバンドルされているMaxのバージョンは、Liveでの使用に最適化されていますが、完全なMax 9アプリケーションではなく、Liveのコンテキスト以外で使用することを意図したものではありません。
以下の表は、MaxとMax for Liveに含まれる機能を簡単に比較したものです。Maxのスタンドアロン・バージョンが提供する機能について詳しく知りたい場合は、当社の製品ページをご覧ください。Max for Liveの所有者は、Maxのフル・バージョンご購入時にAbletonお客様割引を受けることができます。
Max for Liveを所有していますが、Maxではオーソライズ(認証)されていないと表示されます。
Maxアプリケーション内で、[ヘルプ] > [ユーザー アカウントとライセンス] に移動してオーソライズ(認証)されていないと表示される場合は、Max for LiveではなくスタンドアロンのMaxアプリケーションを使用していることが原因である可能性があります。Max for LiveとMaxは2つの異なる製品であり、個別に認証する必要があります。Max for Liveに戻すには、次の手順に従います。
- Maxで、[ヘルプ] > [ユーザー アカウントとライセンス] に移動します。サインインしている場合は、[サインアウト] ボタンをクリックします。
- MaxとLiveの両方を終了します。
- Liveを起動します。
- LiveセットにMax for Liveデバイスを追加します。
- デバイスの編集ボタンをクリックして、Max環境を開きます。
- [ヘルプ] > [ユーザー アカウントとライセンス] に移動します。Live経由で認証されていることがわかります。サインインする必要はありません。
Max for Liveの認証でまだ問題がある場合は、Liveアプリケーションを再認証するか、Abletonサポートにお問い合わせください。
Live Suiteを所有していて、最新バージョンのMaxを使用したい場合、どうすればよいですか?
Live 10.0.6以降、Max for LiveはLiveインストールにバンドルされています。Liveをインストールすると、Max for Liveが使用可能になります。ただし、バンドルされているバージョンは通常、現在のMaxリリースよりも少し古いため、代わりに外部のMaxインストールを使用することもできます。
- 最新バージョンのMaxをダウンロードしてインストールします。
- Liveを起動し、Live > 設定 > ファイルとフォルダ > Maxアプリケーションに移動します。
- 「参照」をクリックし、スタンドアロン・バージョンのMaxを見つけて「開く」をクリックします。
- 変更を有効にするには、Liveを再起動します。
現在のスタンドアロンMaxアプリケーションの機能と改善は、将来のLiveリリースに統合されますが、これには時間がかかる場合があります。Abletonのナレッジ・ベースから、LiveのMaxに関する最新情報をご入手ください。
Max for LiveまたはLive Suiteの所有者で、スタンドアロンMaxアプリケーションに興味がある場合は、Abletonお客様割引でMaxを購入するメリットをご確認ください。
どのバージョンのMaxがMax for Liveと互換性がありますか?
Abletonによる記事「Maxの推奨バージョン」をご参照ください。Live 11(またはそれ以前)でのMax 9の実行はサポートされていないことにご注意ください。Max for LiveデバイスとAbleton Liveの互換性を確保するには、Live 11で使用するデバイスはMax 8で作成する必要があります。
Gen、MC、およびJitter GeometryオブジェクトはMax for Live内で動作しますか?
はい。ただし、Gen、MC、Jitter Geometryオブジェクトを使用するデバイスを保存するには、スタンドアロンのMaxライセンスを所有している必要があります。スタンドアロンのMaxアプリケーションご購入時のAbletonお客様割引についての詳細は、こちらをご覧ください。
Max 8の新機能(Genイベント・ドメインやマルチチャンネル・オブジェクトなど)には、Max 8(またはそれ以降)のライセンスが必要です。Max 9の新機能(Jitter Geometryオブジェクトなど)には、Max 9のライセンスが必要です。gen~ パッチャーなどの従来の機能については、Max 7のライセンスでご使用いただけます。
LiveまたはMax for Liveのシリアル番号を見つけるにはどうすればよいですか?
Abletonアカウントにログインし、所有している製品リストの下にある [シリアル番号を表示] ドロップダウン・メニューをクリックすると、シリアル番号が表示されます。
Max for Liveのサポートはどこで受けられますか?
問題に応じてAbletonまたはCycling '74にご連絡いただき、テクニカル・サポートをお受けいただけます。
デバイスの編集ボタンを押す前に発生するすべてのことは、Abletonサポートが対応します。これには以下が含まれます。
- LiveにおけるMax for Live機能の理解
- コンテンツ関連の質問
- インストールと認証
- 互換性に関する質問
- Abletonが提供するMax for Liveデバイスのバグ
編集ボタンを押した後に発生する問題については、以下のご対応をお願いいたします。
- Maxエディタで作業する際のバグについては、Cycling '74サポートにお問い合わせください。
- LiveのAPIに関連する質問や問題については、Abletonサポートにお問い合わせください。
AbletonまたはCycling '74が作成したものではないサードパーティのMax for Liveデバイスに関する問題については、デバイスの開発者に直接お問い合わせください。もしMaxまたはLive側に深刻な問題がある場合は、当社が開発者からの連絡を受けて対応しますが、基本的にデバイスに関する質問対応は、その開発者が最適な窓口です。
当社には大量のサポート・チケットが届くため、カスタム・デバイスの作成に関してはユーザー様にサポートをご提供することはできません。デバイスの作成についてサポートが必要な場合は、Max for Liveフォーラムの利用をご検討ください。